社長のひとり言 2012

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ここでは「せんぼく」の魅力を泉北教習所の黒川社長が自らご紹介。 社長の教習所に対する想いや考えも掲載しています。 ぜひご覧下さい。
| 芸達者 | 胡座 | 饅頭 | 床屋 |
| 来た | 禁煙 | 仁王立ち | |
3月7日 水曜日 芸達者
三月に一度の業績会議、いならぶ役員眠たげに、
資料を読むふり芸達者、枝葉末節とらえてひと言、
何か云わねば男が立たず、鼻から聞くだけセレモニー、
発表する奴いい面の皮
声朗々と笑顔絶やさず、24ポイントパワポが大事、
内容二の次三の次、覚える人なし眠る人あり、
質問あれば額をピシャリと打ちて、答える方も芸達者
発表いよいよ終盤に、やおら目覚めた理事長は、
よだれそのまま物申す、画面は真っ暗なにしてる、
一瞬走る緊張にそうだそうだの大合唱
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2月23日 木曜日 胡座
SoftBankの犬のよう、目玉パチクリ怪訝な表情、
椅子に座って胡座をかいて、これは女かETか
これは酷いと小言を云えば、アーとガチョウが鳴くような、
狸の如き付けまつ毛、云えばセクハラ一発逮捕、
パンツまる見え大胆な、世も末今年は2012年
マヤはここまで予言する、あいた口は顎関節症、
何を云うても馬に念仏、蛸に説教
左手携帯握りしめ、右手でカレーをかきこむ忙しさ、
あっと云う間に食べ終えて、これでも検定一発合格
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2月15日 木曜日 饅頭
お前が行ってと切なる願い、夫の父親ブレークダウン、
母親お先に入院中、あたしゃ免許は持てど20年、
まだまだあんたにゃ負けやせぬ、
さすが頼もし我が女房、夫は笑みを押し殺し、
けっして忘れぬこのご恩、がってん承知と胸を張る、
真顔で夫がのたまいて、教習所出てから幾歳月、
運転したことあるやなきや、馬に念仏聞かせたような、
目玉パチクリ怪訝な表情
教習所あたしゃ補習なしでご卒業、先生いわく近来稀の快挙かな、
指導員にリクルートされし身の上を、知っての質問ならば許されぬ
KEYを右手に握りしめ、左手しっかと紙オムツ、
それでは行って参ります、一歩進んで立ち止まり、
二歩進んで振り返る、何やら鼻唄夫の声か、
通り過ぎたとナビの声、だからどうした切れる妻、
お前の世話にはなりませぬ、電源切るぞと脅迫し、
ええいままよと走り去る、
具合はどう?と病室見れば、今、先生叱咤激励回診中、
慣れぬ運転疲れも忘れ、駆け寄る身内の有難さ、
もうかまだかと妻問えば、先生眼鏡キラリと光り
もうはまだなりまだはもうなり、どうでもいいことハッキリ云わぬ、
こんな軽症ほっときゃ治る、
ここは病院ホテルにあらず、三田屋のステーキ鶴屋の饅頭、
酒は飲むはタバコは吸うは、添加剤無縁の戦前生まれ、
初めから結末知りたる夫を恨み候
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2月6日 月曜日 床屋
お願いだから床屋に行って、結婚式は来週迫り来る、
女房の指示には絶対服従、金はくれよと念 押して、
出かける夫の頼りなさ、
床屋の前で行ったり来たり、この前床屋に行ったのは、
衛星テレビも無い時代、大衆理容に慣れた人
雌雄を決して飛び込みけり、
昔から床屋の親父はいかめしい、万国共通万古不変の法則か、
無言で近づく親父がニタリと笑う、こちらの注文聞き流し
ラジオの相撲に一喜一憂
お疲れさんと鏡を見れば、女房の叱責聞こえるような、
悔やむは己の気の弱さ、こんなもんだと我が身の不覚、
これも人生あきらめ肝心
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1月27日 金曜日 来た
さぁ寝るかと父親立てば、はっと殺気が立ちのぼる、
慌て後追う娘と女房、今度の日曜家にいるやと問う娘、
来た、来た、来た、来た遂に来た
ほころぶ顔をひた隠し、アーとガチョウが鳴く如く、
会わせたき人これあり候、部屋に入りし父親は、
密かに笑みを押し殺し、丸した暦を睨みたり
光陰正に矢の如し、その日は明日に迫り来る、
めしは食べるか酒は飲むのか、掃除はしたかもう一度、
マ〜マ〜マ〜マ〜なだめる娘の肝太し
どこの馬かニワトリか、お邪魔しますと入り込む、
オヤジ一人で緊張し、名前訊くだけあとはなし、
女房変わらぬ普段顔、こんなもんだと溜息ついて、
二人の幸せ願い候
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1月20日 金曜日 禁煙
社長と呼ばれて振り向けば、肩をいからせ手は震え、
眼光鋭く毛は逆立ちて、何に怒るか女子社員、
言い訳すれど聞く耳持たん、悔むは己れの気の弱さ
ここは禁煙社長も同じ、決まり破るは社員にあらず
叱責嵐の如く荒れ狂い、憐れ社長の悲鳴あり、
それは濡れ衣俺じゃない、云うてはみたが返り討ち、
社員の苦労を知らずして、よくぞ社長の能天気
御説もっともごもっとも、何卒御容赦このとおり、
伏してお詫びを申します、禁煙しますと口まで
出たがそうじゃない、云わぬが花よ人生は、
部屋にこもりしみじみと、頬に一筋涙がひかる
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1月16日 月曜日 仁王立ち
おりしも首をもたげた犬一頭、電光石火に駆け寄りて、
ワン、ワ、ワ、ワ、ワ、ワ、千切れんばかりに尾をふりて、
目指すはバスタブ、ザ、ザブ〜ン
驚く女房の叫び声、がばと飛び起き走りより、
そこは毛だらけ天真爛漫、急ぎパンツを脱ぎ捨てて 、
止める女房を振り切りて、飛びこむ夫の頼もしさ
電球割れん如きの悲鳴あり、水風呂飛び込む浅はかさ、
天まで届くか女房の笑い、命惜しむな名をこそ惜しめ、
バカ犬抱えて仁王立ち









